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バリキャリ女子もどきのゆるゆる日誌(産休中)

総合職女子という人種が日々の生活で思うことをゆるゆると綴ります。

ゼクシィ新CMと脱独身

ちょうど同じ時期に2つの「結婚」に関するネタが話題になっている。

1つはゼクシィの新CM。もう1つはとくダネ!で発表された菊川怜さんの「祝 脱独身」である。

時を同じくして「結婚」というキーワードに対して真逆(とまではいかないかもしれないが)の価値観がメディアで放送されたなと感じた。

 

ゼクシィがCMで「結婚しなくても幸せになれるこの時代」と言い切ったのは事件だと思う(常見陽平) - 個人 - Yahoo!ニュース

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」

常見陽平さんやその他色々な方がツイッターやらなんやらで絶賛しているこのコピー。私自身もとても秀逸なものだと思う。

「結婚=女の幸せ」な時代はもう終わってますよね、女性もバリバリ働いて自分の力で生きていけるこの時代に「結婚=女の幸せ」という形に縛られる必要はないんですよね、という「女性の幸せの多様性」を認める文言。

そしてそのあとに、その多様な幸せを選択できる中でもあなたとの結婚が私の最上級の幸せなんです、という「結婚万歳」の文言。

この「女の幸せをめぐる多様な価値観を認め、誰も傷つけることなく、その上で結婚を推奨する」コピー。考えた人、天才かよ。しかも、それがごくごく自然にサラッと述べられており、なおかつこれを女の子が口にすると普通にキュンとしちゃう。このコピー考えた人、天才かよ(2回目)

 

一方でもう書くまでもないが、「結婚=女の幸せ」という旧態依然の価値観を堂々と朝の報道番組で放送したのが先述した「とくダネ!」である。

全文表示 | 菊川怜の結婚に「祝 脱・独身」 とくダネ!演出に「セクハラ」「違和感」... : J-CASTニュース

セクハラではないか、という批判の声も挙がっているがセクハラかどうかは本人がどう感じたかによると思うので正直どうでもいい。そして、もう1つ多い意見として挙げられる「ハラスメントだなんだと騒ぎ立てるだなんて心が狭い、単純にめでたいじゃない、とくダネ!ではそれで菊川怜さんを弄ってきたから単なるネタじゃない、今の日本はなんでも過剰に反応しすぎ」という意見に関してはとても残念でならない。

ネタだからいいじゃない、そんなにいちいち騒ぎ立てなくても…だと?

違う、独身をネタに女性を弄ること自体がもはや時代遅れで全く面白くもなんともない。そして、悪気なく身内間であははと笑いながら「脱独身」という、いかにも「独身は脱さなければいけない、独身は良くないことだ」と多くの視聴者に不快感を感じさせる文言を朝っぱらから報道番組で垂れ流していることが問題なのである。もうなんというか、非常に幼稚。そのような身内間の幼稚なネタは居酒屋でやりましょうね、という感じである。

 

同じ「結婚」というキーワードをめぐる2つの文言。しかし、その裏に隠されている「女の幸せ」に関する価値観の差が如実に現れた2つの文言であった。今回はプチ炎上をしているとくダネ!を例に挙げたが、まだまだ多くのおっさんおばさん達が「女の幸せは結婚よ!いい歳して独り身なんてみっともない」と騒ぎ立てるこの世の中。シンプルに結婚したい人が結婚すればいいじゃん、とみんなが考えられる世の中に早くなりますように。